納得のいかない過失割合がゼロ過失になったケース。

実作業

 当社のお客様が直進していたところ隣接車線から並走していた車が車線移動してきて事故になったケース。
お客様としては避けようがなく過失ゼロが希望だが当社が担当者に確認したところ基本的には過失が3割ほどでるらしい。
運転手には回避と予測の義務があり、この予測というが中々お客様の納得を得るのが難しい。
「担当者が入ると過失がある事を認めたことになるので過失ゼロを希望するならお客様と相手方担当者に話してもらうことになるんです。」
担当者がそう言うのでそのままお客様に伝えるとやってみるという事だった。

 



 正直過失ゼロにするのは難しいだろうと思っていました。
各担当者は前例に当てはめて話しするのでそう簡単に割合は変動しない事を知っていたからです。
ところが近年(令和元年)事故解決で急速に普及してきたドライブレコーダーというツールは損保にとって革新的だったようです。
ドライブレコーダーのデーターを送ってみると相手方が条件付きながら案外すんなりとゼロ過失を認めてきました。(代車料は出ないという条件)
相手は車線移動禁止区域で車線移動していたのとウィンカーを出してなかったのが映像で確認されたのが理由のようです。
こういったことは口頭ではなかなか説明しづらくドライブレコーダーの映像がないと難しかったと思います。
ドライブレコーダーの映像は思ったより重要視されているようです。

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