スカイライン ハイブリッドのボンネットが開かない!開錠の実例レポート

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はじめに

今回は、イノシシとの衝突により日産スカイライン ハイブリッドのボンネットがポップアップして完全にロックされて開かなくなったトラブルと、その対処法について実例を交えてご紹介します。

通常、ボンネットのロック不具合といえばワイヤーの切断やラッチの故障が原因ですが、今回のケースはポップアップ機能が働いたことにより両側のロック機構が完全に作動しなくなり、通常の方法では開錠できない状態でした。

スカイライン ハイブリッドのボンネット構造

スカイライン ハイブリッド(特に現行モデル)は、安全性とセキュリティを重視した設計となっており、左右2箇所にロック機構を備えています。

この二重ロック構造により、片側が故障しても簡単には開かないという安全設計になっていますが、裏を返せば両側が故障した場合の開錠は非常に困難になります。

トラブルの状況

今回のトラブルでは:

  • 室内のボンネットオープナーを引いても反応なし
  • ボンネットが数センチだけ浮いた「ポップアップ状態」で固定
  • 左右両方のロック機構が解除されない
  • 通常の工具では内部にアクセスできない

このような状態では、エンジンルームへのアクセスが完全に遮断されてしまいます。

緊急開錠の手順【プロの作業】

⚠️ 注意事項

この作業は専門知識と技術が必要です。以下の内容は情報提供を目的としており、一般の方が真似することは推奨しません。必ず整備工場やディーラーに依頼してください。

実施した作業内容

1. ボンネットの部分切開

ポップアップした状態のボンネットに対して、ロック機構付近のボンネットパネルを最小限の範囲で切開しました。これにより内部のストライカー(ロック受け)にアクセス可能にします。

2. ストライカーの研削

グラインダーを使用して、左右のストライカー部分を慎重に削り取りました。この作業では:

  • 火花が飛び散るため、周辺の養生が必須
  • エンジンルーム内の配線やホースを傷つけないよう細心の注意
  • 適切な保護具(ゴーグル、グローブ)の着用が必要

3. ボンネットの開放

ストライカーを削り取ることで、ようやくボンネットを完全に開けることができました。

開錠後の対応

ボンネットを開けた後は:

  1. ロック機構の故障原因を特定
  2. 必要な部品の交換
  3. 切開したボンネットの修理または交換
  4. 塗装の補修

といった作業が必要になります。

このトラブルの原因として考えられること

  • ロックケーブルの劣化・断線
  • ロック機構内部のサビや固着
  • 事故などによる変形

まとめ

スカイライン ハイブリッドのボンネットロックトラブルは、二重ロック構造のため開錠が非常に困難です。今回のような緊急開錠は最終手段であり、ボンネットの損傷も伴います。
異変を感じたら、迷わず専門家に相談することをお勧めします。


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